新着情報[博多湾NEXT会議×福岡工業大学]豊かな博多湾の環境を未来の世代に
トピックス
2021.12.20
上杉ゼミがGISを活用し博多湾NEXT会議の情報プラットフォーム構築
市民、市民団体、漁業関係者、企業、教育、行政など多様な主体が連携・共働し、環境・経済・社会の統合的向上に取組みながら、豊かな博多湾の環境を未来の世代に引き継いでいくことを目的に組織された「博多湾NEXT会議」。令和3年11月末日現在、団体会員48団体、個人会員24名により組織されているこの会議には、福岡工業大学社会環境学部も団体会員として参画しています。
令和3年12月1日に各会員の取組みや成果を報告し合う情報交換会が、本会議の事務局である福岡市港湾空港局の局議室にて開催されました。18団体から29人が参加したこの会に、本学からは社会環境学科上杉准教授と上杉ゼミに所属する3年生の学生4名が参加しました。活動報告では、博多湾における“アマモ”の移植方法や育成状況、環境DNAによる博多湾の魚類調査などの発表があり、本学からも4名の学生が「GISを活用したアマモ場調査とイベント告知用プラットフォームの紹介」と題し上杉研究室が開発した情報共有アプリの説明を実施。アプリは、博多湾NEXT会議の各会員がそれぞれの取り組みをアプリ地図上に投稿し、情報共有やイベント告知として活用するなど、博多湾の情報プラットフォームを目的に開発されました。
意見交換会では、どのような思いで本会員になったかを付箋に書いて共有しました
発表を終えた学生たちは、「発表は環境保全の第一線で活躍している方々の前でとても緊張したが、今後皆様に私たちが作ったアプリを活用してもらえると嬉しい。」と話していました。
博多湾NEXT会議で、プラットフォームアプリを活用し情報共有をタイムリーに行うことで、今後さらに博多湾の環境保全が活発化することに期待が寄せられます。
博多湾NEXT会議で、プラットフォームアプリを活用し情報共有をタイムリーに行うことで、今後さらに博多湾の環境保全が活発化することに期待が寄せられます。