新着情報2021年度情報工学部 教育業績賞受賞者報告会を開催しました
トピックス
2022.03.07
教育業績賞とは、本学のモットーである「一人ひとりに丁寧な教育」を維持発展させるために、情報工学部の各学科において、教育改善に貢献した教員を教育業績評価優秀者として表彰するものです。
2021年度の教育業績賞受賞者3名(情報工学科徐海燕教授・情報システム工学科木室義彦教授・システムマネジメント学科藤岡寛之教授のうち、情報工学科徐教授の報告会が下記の通り開催されました。
受賞者:情報工学部 情報工学科 徐海燕教授
タイトル:プラス循環を目指して
~就職活動情報登録閲覧システムSugooleの開発・運用について~
日時:2022年2月15日(水)
場所:E棟2階 会議室3
参加者:35名(教員26名、職員9名)※オンライン参加含む
徐 海燕先生は、「データ構造とアルゴリズム」「データベース」などのデータサイエンスの中核を成す科目を長らくご担当され、熱意を持って学生を指導されてきました。クラスサポーターを活用したアクティブラーニングの推進やMoodleを利用した自己学修の推進など、他の教員の参考となる取り組みを積極的に行ってこられ、これらの取り組みは、学生からも好意的に受け止められていることが授業アンケートなどからもうかがえます。本報告会では本学における32年間の教育および研究のご経験をお話し頂きました。
徐教授は1990年4月に電子工学科(現・電子情報工学科)に着任し1997年に情報工学部が開設された時に情報工学科に移籍されました。教育の方針として、学生が勉強したことを自らシステムとして製作し世の中に役立つものを作ることで、学ぶことの楽しさをみつけていくプラスの循環を目指して教育全般を行われてきました。
徐教授は1990年4月に電子工学科(現・電子情報工学科)に着任し1997年に情報工学部が開設された時に情報工学科に移籍されました。教育の方針として、学生が勉強したことを自らシステムとして製作し世の中に役立つものを作ることで、学ぶことの楽しさをみつけていくプラスの循環を目指して教育全般を行われてきました。
徐研究室の卒業研究から生まれたSugooleは本学就職課において10年以上にわたり学生の就職活動の助けとなっており、このデータベースは今でも多くの学生が利用しています。Sugooleとは就職試験内定報告書をベータベース化したシステムで、15年間で開発、拡張、管理に関わった学生が紹介され、機能拡張と利用促進を検討する中で学生も成長し、学生自身の研究にも結び付けた事例が紹介されました。
研究室の運営については、社会に役立つことを示すことで動機付けを行ったり、学生の毎回の発表について5段階評価を取り入れたり、小さなことを見逃さず一歩押したり引いたりして指導を行ってきたことが報告されました。
報告会の最後には、社会に送り出した卒業生やOB・OG訪問様子の紹介と教員生活を共にした先生方への感謝の言葉が述べられ、徐教授の教育への熱い想いと学生や先生方への愛情あふれるお人柄がにじみ出るあたたかい報告会となりました。
研究室の運営については、社会に役立つことを示すことで動機付けを行ったり、学生の毎回の発表について5段階評価を取り入れたり、小さなことを見逃さず一歩押したり引いたりして指導を行ってきたことが報告されました。
報告会の最後には、社会に送り出した卒業生やOB・OG訪問様子の紹介と教員生活を共にした先生方への感謝の言葉が述べられ、徐教授の教育への熱い想いと学生や先生方への愛情あふれるお人柄がにじみ出るあたたかい報告会となりました。
※講義後の質疑応答の内容など本件の詳細はこちら≫をご覧ください。