新着情報[古賀市×福岡工業大学]ゲームアプリ「防災Go!Ⓡ」で災害リスク学ぶ 防災キャンプ
ニュースリリース
2022.09.13
小学生の子どもたちがゲームを通じて地元の災害リスクを学びます
福岡工業大学は古賀市と協力して、市立花鶴小学校校区の児童にゲームアプリを通じて防災について学んでもらう新しい防災訓練を行います。地震や大雨などの大規模災害の発生時、命を守るため避難場所や避難経路を把握することは不可欠です。しかし、自分の住む地域にどんな危険箇所があるか?どういう経路で避難するべきなのか?実際に把握している人は多くありません。自治体が設定するハザードマップについても、多くの人はその具体的な内容を把握していません。福工大が開発した「防災Go!®」は位置情報データと地域の防災情報を組み合わせた防災ゲームアプリです。今回は、古賀市の花鶴小学校PTCAが子どもたちの命を守り、地域の防災力を高めるために企画している「防災キャンプ」に参加し、開発したアプリを小学生の子どもたちとその家族に体験してもらい、今後の小学校等での防災教育や防災研究に役立てます。当日の様子などご取材頂けましたら幸いです。
日時 | 2022年 9月23日(金・祝) 16:10~18:00 |
---|---|
場所 | 古賀市、花鶴小学校体育館 (古賀市花鶴丘1丁目21−21) |
ゲームで避難学ぶ「防災Go!®」
福岡工業大学社会環境学科と株式会社CTIグランドプラニングが開発した「防災Go!®」は、自分の位置が反映されたスマホの地図を見ながら、避難所や土砂災害警戒区域などを歩いて回り、それぞれの場所にちなんだクイズを解くゲームアプリです。ゲームをしながら実際に身の回りの危険箇所や避難所などを見て回り、避難経路に関心を持ったり、リスク意識を高めたりしてもらう狙いがあります。
(例)「この場所で発生する可能性のある土砂災害現象は何?」
「防災Go!®」のマップには地域で避難所に指定されている建物やハザードマップ上の危険箇所などが反映されています。また、この他にも住民自らが気付いた避難経路の危険個所でクイズを出題することもできます。住民自らが地域を回り、よりローカルな細かい視点で新しい危険個所をマッピング&適したクイズを出題することも可能です。「住民目線」のリスク意識をゲームで共有することで災害が起きる前から実際に避難所や危険箇所を回りながら住んでいる地域をより詳しく理解してもらい、災害時の判断力を強化することができます。
16:00~ | 事前説明・端末の配布 |
---|---|
16:30~ | 外に出て自由に1時間アプリ体験(花鶴校区周辺) 参加する小学生や保護者の皆さんが街歩きをしながらアプリ体験を行います。 |
17:30~18:00 | テスト、事後アンケート |
- 参加者: 古賀市立花鶴小学校児童及びその家族約20世帯
福岡工業大学社会環境学科:森山研究室、上杉研究室 - アプリ開発協力:CTIグランドプラニング
訓練につきまして、取材して頂ける場合は以下までご連絡頂けたら幸いです。
取材のお申込み・本件発信部署
福岡工業大学 広報課 (担当:池田)
TEL:092-606-0607
取材のご依頼は下記申込書(PDF)をご記入のうえ、
FAX(092-606-7357)またはメール(kouhou@fit.ac.jp)にて本学広報課にご送信ください。