新着情報[生命環境化学科]三田研究室・附属城東高校 科学部「第8回小中高生と最先端研究者とのふれあいの集い」に出展しました
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2024.02.26
生命環境化学科三田研究室と城東高等学校科学部が、1月21日に九州大学医学部百周年記念講堂で開催された「第8回小中高生と最先端研究者とのふれ合いの集い」に科学体験ブースを出展しました。この集いは、ノーベル生理学・医学賞を2016年に受賞された大隅良典先生が理事長を勤めておられる公益財団法人大隅基礎科学創成財団が主催し、未来につながる「科学の芽」を育てるための活動の一環として開催されたものです。当日は、大学の研究者による講演や大隅先生との質問タイム、各大学の研究室や高校の科学部などの科学体験コーナーなどが出展され、大勢の小中高生が参加し科学に触れました。
三田研究室は、大学生2名と「手のひらに含まれるアミノ酸を見つけよう!」という実験を行いました。これは、生体に含まれる重要な成分であるアミノ酸をニンヒドリン反応で検出するという、高校の教科書にも掲載されている実験です。参加者は手のひらに付いているアミノ酸で手形をとったり、アミノ酸溶液で絵や字を書いたりする実験で、微量のアミノ酸を検出できることに驚いていました。城東高校科学部は、部員21名が参加し「温度で色が変わる液晶を作ってみよう」という実験を行いました。これは、試薬を混ぜて感温性の液晶をつくるもので、参加者に冷蔵庫に置いた時と暖めた時で色が変わることを楽しんで貰いました。両ブース共に、科学に興味を持つ小中学生に好評でした。