新着情報2023年度「FIT-SDGsプロジェクト 知識探求型学生交流プログラム宿泊研修」を実施しました
トピックス
2024.03.26
3月5日(火)・6日(水)の2日間、FITセミナーハウスにてFIT-SDGsプロジェクト 知識探求型学生交流プログラムの宿泊研修を実施し、学生19名、教員6名(プロジェクトリーダー/電気工学科 田島教授、プロジェクトメンバー/情報システム工学科 下戸准教授、社会環境学科 陳准教授、教養力育成センター 古川教授、学生交流プログラム参加/情報通信工学科 石田教授、教養力育成センター 坂本助教)、職員2名が参加しました。
このプロジェクトは、SDGsの課題を自分事として捉え、グループワークを通じて課題解決策を考える学部学年横断型PBLとして開催しており、今年度は防災×SDGsをテーマに課題に取り組みました。
このプロジェクトは、SDGsの課題を自分事として捉え、グループワークを通じて課題解決策を考える学部学年横断型PBLとして開催しており、今年度は防災×SDGsをテーマに課題に取り組みました。
宿泊研修に先立ち、2/7(水)に事前ワークショップを行いました。学生たちは田島教授よりSDGs17のゴールと社会・環境・経済との連環についての講義を受け、教授が研究されている非常時発電システムについての動画を視聴して知識を深めました。また防災サークル代表の学生から過去の水害事例や水害発生のメカニズム等についての発表があり、グループワーク等を行いました。
研修では、平成29年北部九州豪雨で甚大な被害を受けた東峰村の被災現場にて、東峰村ツーリズム協会ガイドの方から、被害状況や災害当時の対応、防災・復興への取り組みや災害対策等についてお話を伺いました。実際に被災され復興に携わってこられた方の貴重なお話に、参加者は真剣に聞き入り、活発な質疑応答がありました。
その後セミナーハウスでは、事前課題として個人で調べ考えてきたことをグループで共有し、翌日の報告会において、防災教育の在り方・災害対策の脆弱性・防災意識の向上・エネルギー供給問題等、防災・減災に関する問題についてSDGsの観点からグループで解決策をまとめ、発表しました。
発表後教員からは、「誰を対象にした課題なのかをもう一歩踏み込んで考えるとより深い解決策につながるのでは」、「今日提案したことをできるところは明日からでも実行してほしい」などの講評がありました。学生達は実際に被災地を目の当たりにし、防災・減災について見識を深めるとともに、自己の学修や研究内容を社会に役立てることを深く考える機会となりました。
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