新着情報[知能機械工学専攻2年]朱 研究室 一般社団法人 日本機械学会 九州支部 第77期総会・講演会において『日本機械学会 若手優秀講演フェロー賞』受賞
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2024.06.27
2024年3月8日(金)沖縄の琉球大学にて開催された日本機械学会九州支部第77期総会・講演会において、知能機械工学専攻2年(受賞時は1年)朱研究室の学生の研究発表が「日本機械学会若手優秀講演フェロー賞」を受賞しました。
受賞した研究のタイトルは「Mn基制振合金の機械的特性の推定のためのニューラルネットワーク原子間ポテンシャルの構築」で、学部生時(鞆田研究室)より続けてきた数値シミュレーションによる材料の機械的特性の推定方法についての研究が評価されました。
受賞した研究のタイトルは「Mn基制振合金の機械的特性の推定のためのニューラルネットワーク原子間ポテンシャルの構築」で、学部生時(鞆田研究室)より続けてきた数値シミュレーションによる材料の機械的特性の推定方法についての研究が評価されました。
題目「Mn基制振合金の機械的特性の推定のためのニューラルネットワーク原子間ポテンシャルの構築」
本研究では、分子動力学(MD)法を用いたMn基制振合金の引張試験シミュレーションを実施し、ヤング率等の機械的特性を推定しました。Behlerらが提案したニューラルネットワーク原子間ポテンシャル(NNP)の構築手法を参考にし、スーパーコンピュータ(名古屋大学)を用いてMD計算に必要なM2052合金(Mn-20Cu-5Ni-2Fe)に対応したNNPを構築しました。さらに、教師データ数の違いによる原子間ポテンシャルの精度について評価を行いました。