新着情報[大学院]2025年度大学院学内推薦入試合格者に入学前説明会を実施~過去最高の合格者数~

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2024.07.17
6月27日(木)、2025年度大学院推薦入試合格者を対象とした入学前説明会を本学E棟R1教室にて実施しました。この説明会はコロナ禍による中断以来5年ぶりの開催となりました。工学研究科73名、社会環境学研究科5名の合格が決定し、過去最高の合計78名が来年4月に大学院へ進学することになります。両研究科長よりそれぞれお祝いと心構えの言葉がありました。
続いて、これから大学院入学までの期間を修士課程予備生(M0生)として有意義に過ごすために、学業特待生選考に備えて英語や数学の学習や大学院科目の先行履修、企業講話を活用した社会ニーズの確認などに取り組むよう案内がありました。真剣に耳を傾ける参加者の姿から、大学院修士課程での研究や勉学への意気込みを感応する場となりました。
高く飛ぶための助走を
君たちを是非、ワンランク上の就職先へと送り出したいという強い願いがあります。学部とは決定的に違う価値のある2年間にして頂きたいと熱望しています。高く飛ぶには助走が必要です。有難いことに君たちは2年間の助走期間を得ました。その助走期間、高く飛べるよう教職員も君たちと一緒に走ります。この修士2年間で支払う学部1年間分の学費により、生涯年収4000万円以上の違いを生む未来の可能性を得ます。ただし、大学院に入ったら必ず得られることが保証されているわけではなく、学部4年間で就職した彼らよりも努力をしなければなりません。彼らが働いて努力している間に、2年間でそれ以上の付加価値を身に付けてください。一緒に未来をつかみましょう。
「研究者」の卵として覚悟を定める
学部との決定的な違い、それは学部では「教える」ですが、大学院では「教えない」のです。それではどうするのか、見つけに行くのです。自分から主体的に問題を見つけ、その問題を解決しようとするプロセス、そこに皆さんの価値があり、それを社会が評価するのです。T字型人材として、専門馬鹿にならず、幅広く世の中の動きを見ることが必要です。自分の専門分野の研究を俯瞰的に見る目を確立することが「研究者」の卵として必要になります。皆さんを研究者としての立ち位置で接するので、来春の大学院入学までにその姿勢へ転換してもらい、是非大きく羽ばたいてほしいと期待しています。

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