新着情報[半導体人材育成]共和電業のミニマルファブ研究開発施設を見学

トピックス
2024.08.19
本学福岡工業大学における半導体人材育成事業の一環として、7月31日(水)に甲府共和電業の工場内にある共和電業のミニマルファブ研究開発施設を見学させていただきました。本学では熊本県を中心とする全国的な半導体人材需要に応えるべく、企業様のご支援の下、様々な人材育成事業を展開しています。この度のミニマルファブ工場見学では、本学教職員5名がミニマルファブの操作体験と半導体人材育成への展開について、共和電業の皆様方からご教授いただきました。工場見学を快く受け入れていただいた、共和電業様と甲府共和電業様のご厚意に、心より御礼申し上げます。
ミニマルファブとは、2008年に産業技術総合研究所が「究極の多品種少量生産」を目指したコンセプトを提案した半導体生産システムであり、0.5インチ小径ウェハを使って工程ごとに独立した装置を並べて生産システムの構築を行います。局所クリーン化技術により、クリーンルーム不要を実現している点が最大の特長です。共和電業においては、ミニマルファブでMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)による製品づくりの体制構築に取り組んでおり、将来的には無線機能を備えた小型IoTモジュールなどの製品化につなげていく見込みです。
■株式会社共和電業・株式会社甲府共和電業:

株式会社共和電業(きょうわでんぎょう)は、1949年に東京都新宿区に株式会社共和無線研究所として設立された、東京都調布市に本社を置く計測機器製造メーカーです。株式会社共和電業は、「ひずみゲージ」を日本で最初(1951年)に商品化しています。75余年に及ぶ豊富な経験と技術をもとに、多くの種類の高性能ひずみゲージや、ひずみゲージを検出素子に用いたセンサ、測定器、システムを製造しており、それらは主に「自動車試験分野」、「運輸・交通インフラ分野」、「環境・防災インフラ分野」、「工業計測分野」で使われています。同社は、東証スタンダード上場企業であり、主力製品であるひずみゲージとその応用計測器は国内シェア40%を誇っています。株式会社共和電業と本学は、2024年3月に包括連携協定を結んでおります。株式会社甲府共和電業は、応力測定機器の総合メーカとして国内トップのシェアを持つ株式会社共和電業のファミリー会社であり、電子計測器全般の生産拠点となっています。

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