新着情報2024年度第2回「大学院進学説明会」開催

トピックス
2024.08.19
7月25日(木)今年度2度目となる学部生に向けた「大学院進学説明会」を開催しました。はじめに江口工学研究科長から、大学院での学びがいかに「新しい価値の創造」となるかについてのメッセージが述べられました。続いて2名の大学院生より「研究生活紹介」として、院進学のきっかけや、研究室・研究テーマ選びの方法、また就活において大学院での研究活動を語ることができたことが内定に影響したと感じたなどの体験談が語られました。
次に、鄭社会環境学研究科長からは、「自分の未来は自分で創る」として、考えがブレても方向性を定め、しっかり前を見つめることで、不確実な未来が確かなものになり、達成した自分へと導かれることを伝えられました。
最後に、大学院事務室より内部進学のメリット、新しい学業特待制度やFIT-Techプログラムの活用案内がありました。参加者のアンケートでは「大学院進学を考えた場合どういった感じなのか先輩の話から知ることができたり、進学に伴い必要なことなどを知ったりすることができた」とのコメントが寄せられ、有意義な説明会となりました。
【参加者とのQ&Aより】                                                                                                                   Q.院進学を決めた時期は?
A.3年生の秋頃でした。
Q.自分がどんな研究をしたいのか、明確に見つける方法はどのようなことがあるのか?
A.研究室訪問をし、どんな研究がなされているのかを確認し、自分がどんなことに興味があるのかを探求することから始めたら良いです。
Q.研究室配属までに入試対策等も踏まえてどのような取り組みが必要?
A.研究室訪問を利用して院試を経験した先輩に聞くと良いです。
高校時代からエンジニアに関する専門的な勉強に興味があり、工業高校3年での課題研究で会話ロボットを製作し、より高度な技術を得たいと思い本学へ進学しました。学部3年次後期から研究室に配属されましたが、1年半ではテーマを深く追及するのは到底難しいと感じていました。また、3年次の5月に申し込んだインターンシップでは5社のうち1社も受からない惨憺たる結果でした。そのような状況の中で就活をしていくうちに、大手企業の採用に関しては大学院卒を積極採用している現実を知りました。そこで、今より研究に関する知見を広げ、より良い就職先に就きたいと思い大学院進学を決意しました。
大学院で何より大事なのは自主性を持ち諦めない心、そして持久力が必要だと考えます。2年間で成長できなければ無駄な時間になります。より良い就職先を勝ち取りたい、研究者・開発者として仕事をしたいと希望する人は大学院へ進学するべきです。
学部3年の時、就活をしていましたが自分の研究についてあまり語れませんでした。技術力が不足していると感じ、もっと専門性を高めなければいけないと感じました。 院進学を決めたのは学部3年生の12月頃です。その後、4年生の前期から科目等履修制度を利用して単位を取得していたため、大学院進学後は研究に没頭する時間を確保できました。
1週間の予定は研究、TA、LA、ゼミを中心に18~19時頃までいるようにしています。 量より質を重視しているため、学校に来た日に集中して取り組んでいます。普段は勉強に励みながら週3でバイトもできています。(何も予定がない日はお昼頃に来て研究をしたり、お休みしたりしています)
また、大学院生にとって学会発表は重要で、私は進学後に国際学会が5件(韓国、台湾、オンライン) 、国内学会1件を経験し、準備期間も含めて成長を実感しました。これから院進学を志す学生へ、研究室選びのアドバイスとして4点挙げられます。①教授の指導スタイル②研究に取り組む人数・規模③テーマの決め方④研究室の雰囲気です。是非、自分に合った研究室選びを心がけてください。
TA:ティーチングアシスタント  LA:ラーニングアシスタント

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