新着情報女子中高生のための半導体・エネルギー探究学習イベント「サステナブルサイエンス」を開催しました

当日はまず、本学電気工学科田島教授が海水と木炭から電気を生み出す実験を、電子情報工学科中村准教授が複数回路と電気を制御して足し算をする実験から、半導体の仕組みを理解する講義を行いました。参加者は身近にあるものから電気を生み出せることや、普段使用している電卓に半導体の技術が使用され、その原理が電子機器や身近なスマートフォンに活かされているなどに驚きながら興味深く耳を傾けていました。
続いて五十嵐美樹先生のミニ実験ショーでは、理工学を深く学ばれ、大学にて教鞭を取られているご自身の体験も交えながら、科学は世界共通の言語であるとともに、理工学を学ぶ楽しさ、意義を伝えていただきました。実験では電磁誘導の仕組みや電磁石についてコイルを使い楽しく解説され、印象深い探究学習の時間となりました。 最後に本学の女子学生との交流会が行われ、参加者からは理工系の進学や学生生活について活発に質問がとびかいました。イベントを通して理工学の奥深さと面白さに触れ、半導体やエネルギーに対する新たな興味を抱くきっかけとなったことを願います。