新着情報『コアネット私学教育フォーラム2024』において教養力育成センター土屋教授が講演を行いました
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2024.09.12
2024年8月20日(火)東京都の東京国際フォーラムにて開催された『コアネット私学教育フォーラム2024』(主催:コアネット教育総合研究所)において、教養力育成センター土屋麻衣子教授が講演を行いました。このセミナーは“これからの学びのあり方と私学経営”と題し、これからの学校運営の根幹に関わるテーマについて全国の教職員に向けて開催されたもので、土屋教授は「これからの学び」のセクションにおいて、「生徒の資質を伸ばす学習フィードバックのあり方」のタイトルでレクチャーしました。
土屋教授は学習者の自己調整学習とやる気を向上させる教授法の開発に取り組んでおり、著書「自己調整学習と形成的フィードバック」の内容が本セミナーの趣旨に合致していることから講演の依頼があったものです。
形成的フィードバックは「学習者の学習の質向上を意図し、行動変容を引き起こすための情報」であるため、点数や評価、感想やコメントのみの伝達とは性質が異なります。講演ではこの具体的な手法や効果について詳しく説明されました。また、行動の変容には自己効力感に基づく目標設定が鍵となるため、教師は様々な学習活動を始める前に、効果的な目標設定の方法・マインドの整え方から教えることを勧められ、その実践方法が共有されました。最後に、形成的フィードバックは「学習者が自分の学びに責任を持つこと」に本質があるため、伴走者としての教師の役割の重要性が強調されました。
講演終了後は参加者からたくさんの質問、コメントが寄せられ、形成的フィードバックの重要性に共感する声が多く上がりました。
形成的フィードバックは「学習者の学習の質向上を意図し、行動変容を引き起こすための情報」であるため、点数や評価、感想やコメントのみの伝達とは性質が異なります。講演ではこの具体的な手法や効果について詳しく説明されました。また、行動の変容には自己効力感に基づく目標設定が鍵となるため、教師は様々な学習活動を始める前に、効果的な目標設定の方法・マインドの整え方から教えることを勧められ、その実践方法が共有されました。最後に、形成的フィードバックは「学習者が自分の学びに責任を持つこと」に本質があるため、伴走者としての教師の役割の重要性が強調されました。
講演終了後は参加者からたくさんの質問、コメントが寄せられ、形成的フィードバックの重要性に共感する声が多く上がりました。