新着情報[FIT-Global PBL]電子情報工学科 ×台湾・宜蘭大学

トピックス
2024.09.18

福岡工業大学と宜蘭大学にてプログラムを実施しました

本学は、グローバルな視野に立ち世界で活躍できる人材・技術者を育成することを目指しています。その教育の一環として工学部では、協定校等の海外の学生と一緒に具体的な課題を主体的に解決するグローバルPBL(課題解決型学習)を2017年度から展開しており、プログラム修了者の一部には、共通科目「国際工学実習」の2単位が認定されます。今年度より、グローバルPBLはFIT-Global PBL(以下FIT-gPBL)として全学的に展開され、各学部・学科で多くのプログラムが用意されています。その一つとして、電子情報工学科と本学協定校である台湾・宜蘭大学の学生達がお互いの大学に滞在し、プログラムを実施しました。
2024年8月1日(木)~12日(月)、台湾・宜蘭大学(NIU)において工学部FIT-gPBLを実施しました。昨年は本学の学生と教員が台湾に渡航して実施しましたが、今年は期間を前半と後半に分け、初めて宜蘭と福岡の両地で行いました。
本プログラムには、工学部電子情報工学科及び工学研究科電子情報工学専攻学生10名が参加し、NIUの台湾人学生12名と共に、「Development of unique application system by using RaspberryPi and other devices」(RaspberryPiという超小型コンピュータと各種センサー、表示デバイス等を使って、ユニークでオリジナル・アプリケーションの開発)に取り組みました。
プログラムの実施において、本学学生およびNIU学生は、1グループ4~5名で構成される5つの混成チームに分かれ、毎日朝9時から夕方5時まで英語での議論を行いながら、課題に取り組みました。期間中、両大学の学生は文字通り寝食を共に過ごし、課題解決のみならず、観光や文化的なイベント参加等を通じて、互いの歴史や文化に触れ、友情を育みました。休日には、台湾においては五峰旗、九份、夜市など、日本では太宰府及び由布院などそれぞれの観光名所を堪能しました。本プログラムに参加した学生が、グローバル・マインドを育み、今後大きく成長することを期待しています。

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