新着情報株式会社共和電業による「ひずみゲージ」技術講習を実施しました

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2024.09.30
9月19日(木)に、株式会社共和電業様による「ひずみゲージ技術講習会」を実施しました。本講習会においては、営業技術部エキスパートの 古川 博章 様が講師を務め、本学卒業生の福岡営業所柴田龍様が動ひずみの計測デモを担当されました。講習会には本学から23名の学生が参加しました。本講習会は、①ひずみゲージおよび応力測定の基礎、②接着手順および接着剤説明、③ひずみゲージの種類、コーティング、④センサ、測定器および事例紹介、⑤静ひずみ荷重試験、試験地検証、⑥質疑応答、⑦動ひずみ計測デモという内容で、ひずみゲージの貼り付けから測定までの一連の測定の流れをご教授いただきました。

参加者は、卒業研究や特別研究で取り扱っているデバイスであることから、質疑応答では沢山の質問が寄せられました。本講習会でご教授いただいた内容によって、学生の皆さんの研究が更なる深化を遂げることを期待しています。

ひずみゲージとは?
物体が元の形を保とうとする力を「応力」といいます。様々な大きさ、形状、材質の機器や構造物の強度を知る上での目安となる応力の測定は、十分な強度や安全性の確保の面で欠くことができません。 この応力測定に最も確実かつ実用的な手段として使用されているのがひずみゲージです。「ひずみ」とは材料に加わる外力に比例して材料が伸びたり縮んだりする変形の量のことで、このひずみを電気信号として検出するセンサがひずみゲージです。
■株式会社共和電業:

株式会社共和電業(きょうわでんぎょう)は、1949年に東京都新宿区に株式会社共和無線研究所として設立された、東京都調布市に本社を置く計測機器製造メーカーです。株式会社共和電業は、「ひずみゲージ」を日本で最初(1951年)に商品化しています。75余年に及ぶ豊富な経験と技術をもとに、多くの種類の高性能ひずみゲージや、ひずみゲージを検出素子に用いたセンサ、測定器、システムを製造しており、それらは主に「自動車試験分野」、「運輸・交通インフラ分野」、「環境・防災インフラ分野」、「工業計測分野」で使われています。同社は、主力製品であるひずみゲージとその応用計測器は国内シェア40%を誇っています。また、同社は2022年に新たな中期経営計画「KYOWA New Vision 75」をスタートさせ、目指すべき姿として、経営ビジョンを「計測を通じ、お客様と共に社会と人の安全を実現し、安心な未来をつくる」と定めています。

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