新着情報福岡市×社会環境学科PBL 福岡県の観光振興をテーマとしたPBL 福岡市経済観光文化局様を交えた提案発表会を実施しました

トピックス
2024.11.11
本学社会環境学科では、学生が地域社会をフィールドとして社会事象に対する多様なアプローチ方法を修得することを目的とした科目「フィールドワーク」を開講しています。今年は、福岡市経済観光文化局様と連携しコロナ後再び活性化しつつある観光をテーマに、授業を履修する3年生が観光都市としての福岡の問題解決について調査や分析に取り組んできました。
9月18日(水)、本PBLに参加した社会環境学科3年生10グループ(36名)がこれまで調査を行ってきた内容と各グループが設定したテーマに沿った問題解決の提案発表会を実施しました。発表会には、福岡市経済観光文化局の上田様にもオンラインで参加いただきました。
発表テーマ
1班 観光における移動手段の混雑による混乱の緩和
2班 スポーツツーリズムを用いた観光促進
3班 観光地のごみ問題
4班 レンタサイクルで巡る宗像
5班 柳川市の持続可能な観光
6班 福岡のホテル業界の新入社員獲得
7班 廃校をリノベーションした体験型宿泊施設の提案
8班 バスツアーによる宿泊者増加
9班 福岡市民の屋台のイメージの向上
10班 筥崎宮の放生会は観光資源となりうるのか

 

提案発表は、1班ごとに10分の発表と5分の質疑応答で進められ、全体講評を含めると3時間半の発表会となりました。学生たちは、太宰府天満宮内のごみの調査と削減に向けた提案や、柳川市の川下りの外国人対応についての提案、廃校をリノベーションした体験型宿泊施設の提案など、多角的な視点で観光に対する課題や解決方法の提案などを発表していました。
発表後の全体講評では、福岡市経済観光文化局の上田様から「班によってはよく半年でここまで調べられたと感心しました。7班の廃校跡地の活用について、福岡市では市内の小学校跡地にリッツカールトンを誘致するなどの活用などについて年月をかけて考え、決定しています。今回の提案は、学生とは思えないくらいの素晴らしい提案でした。」とお言葉をいただきました。
最後に指導教員の渡邉教授より、観光については経済的な影響があることを勉強し得るものは大きく、また福岡市の方にも携わっていただき貴重な経験ができたと感謝を申し上げて発表会を終了しました。  

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