新着情報情報システム工学科 徳安研究室 大分大学医学部消化器・小児外科学講座の共同研究が第50回万国外科学会でW受賞

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2024.11.18
2024年8月25日~29日にクアラルンプール(マレーシア)で開催された「第50回International Surgical Week(ISW: 万国外科学会)において、情報システム工学科徳安研究室と大分大学医学部消化器・小児外科学講座が共同研究する“AI支援内視鏡外科手術”に関する研究発表が2部門でBest Awardを受賞しました。
「Grassi Prize Award」を受賞した大分大学の折本医師は、本学情報システム工学専攻2年生の学生と共同開発した「高度の炎症が起こった胆嚢に対して、AIが見た目では分かりにくい異常な領域を術者に提示する研究」について発表、「Kitajima Prize Award」を受賞した藤島医師は、徳安教授の指導を受けながら開発を進めた「胃癌手術の手術映像においてAIが出血した部分を自動的に取り除き、安全な処置を補助する研究」について発表しました。
受賞した両医師は、「平素より賜っている徳安先生や研究室の学生さんをはじめ、福岡工業大学の方々のご助力が今回のW受賞に繋がりました。今後も連携を密にして、ともに医療DXを進めていきましょう」とコメントを寄せてくれました。また、大分大学猪股医学部長からは、「現在、大分大学医学部では、徳安研究室との共同研究を中心に据えて、AI医療機器開発をはじめ医療DXの産学連携研究を推進しています。今回の若手研究者の国際的学術評価によって、AI医療機器の更なる社会実装につながり、グローバル社会において活用されることが期待されています。」とコメントをいただきました。
「Grassi Prize Award」受賞
タイトル:Development of an intraoperative artificial intelligence system for the detection of scarring areas in laparoscopic cholecystectomy.
著者名:Hiroki Orimoto, Teijiro Hirashita, Subaru Ikeda, Masahiro Kawamura,Takashi Masuda, Yuichi Endo, Tatsushi Tokuyasu, Masafumi Inomata
「Kitajima Prize Award」受賞
タイトル:Utility of virtual annotated images to recognize anatomical landmarks by AI in bleeding scenes during laparoscopic gastrectomy
著者名:Reo Fujishima, Yoshimasa Aoyama, Tsuyoshi Etoh, Yusuke Matsunobu, Takumi Hasegawa, Hidefumi Shiroshita, Tatsushi Tokuyasu, Masafumi Inomata

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