新着情報[地域貢献]島原市 × 福岡工業大学『島原市コミュニティバス「たしろ号」EV化事業』最適な運用形態に向けて実験走行データ分析がはじまりました
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2024.12.06
福岡工業大学と長崎県島原市は、まちづくり推進や学術振興などを目的に包括的連携協定を締結し、産業振興や防災などについて様々な連携事業を展開しています。
島原市では、これまで10人乗りのガソリン車を用いてフルデマンド型の乗り合いタクシー「たしろ号」を運行してきました。しかし、利用者の高齢化やバス路線の減便・廃止などで交通手段が縮小し、需要が増加しています。そのため、燃料費や二酸化炭素排出が増大し、持続可能な運行を行っていく上でこれらの削減が大きな課題となっていました。
そこで今回、国交省の「共創・MaaSモデル実証プロジェクト」の支援を受け、コンバートEV車両が導入されました。走行やバッテリー使用量などのデータを収集し、燃費の比較や脱炭素を見据えた排出量削減効果の分析を行い、適正な運行形態を検証する実証実験が始まっており、本学は情報マネジメント学科宋教授、社会環境学科の上杉准教授が中心となり、これらの測定結果の分析を行います。 11月1日(金)、島原市においてこのプロジェクトの出発式が行われました。
島原市では、これまで10人乗りのガソリン車を用いてフルデマンド型の乗り合いタクシー「たしろ号」を運行してきました。しかし、利用者の高齢化やバス路線の減便・廃止などで交通手段が縮小し、需要が増加しています。そのため、燃料費や二酸化炭素排出が増大し、持続可能な運行を行っていく上でこれらの削減が大きな課題となっていました。
そこで今回、国交省の「共創・MaaSモデル実証プロジェクト」の支援を受け、コンバートEV車両が導入されました。走行やバッテリー使用量などのデータを収集し、燃費の比較や脱炭素を見据えた排出量削減効果の分析を行い、適正な運行形態を検証する実証実験が始まっており、本学は情報マネジメント学科宋教授、社会環境学科の上杉准教授が中心となり、これらの測定結果の分析を行います。 11月1日(金)、島原市においてこのプロジェクトの出発式が行われました。
11月4日、5日には宋教授、上杉准教授と上杉研究室の学生14名でEV車両の走行実証実験を行い、乗車人数の違いや車内のヒーターON・OFF、傾斜路、平たん路によるバッテリー消費量の計測を行いました。 今後は車載しているデータロガーのログを解析し、経路とバッテリー消費量の関係性や最適な経路の検討、CO2削減効果などを調査・分析していきます。