新着情報株式会社三井ハイテック金型事業所を見学—産学連携による実践的学びの機会—
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2025.11.27
11月13日(木)、本学学部生を対象として、北九州市八幡西区に所在する株式会社三井ハイテック金型事業所の施設見学を実施しました。見学には、学生ならびに教職員あわせて18名が参加しました。株式会社三井ハイテック様には、毎年、本学から多くの学生を採用いただいており、キャリア形成の面からも大変心強いご支援を賜っています。昨年度の企業講話および工場見学に続き、本年度もこうして見学の機会をご提供いただいたことに、改めて深く感謝申し上げます。見学当日は、まず同社の事業内容、主要製品分野などについて詳しいご説明をいただき、企業としての強みやグローバル展開について理解を深めることができました。その後、金型の設計・製造に関わる施設を案内していただきました。株式会社三井ハイテック 金型事業所では、高精度かつ高効率な生産体制を支える設備や、品質管理に対する徹底した取り組みを間近で見ることができました。参加した学生からは、「工場のスケールの大きさに圧倒された」「実際の製造工程を見て、授業で学んだ内容がより具体的に理解できた」といった声が寄せられ、ものづくりの現場に触れることの大きな意義を実感した様子でした。今回の見学は、専門分野に関する知識を深めるだけでなく、将来の進路を考えるうえでも有意義な時間となりました。実際に働く現場を見学し、技術者として求められる姿勢や職場環境に触れることで、参加学生にとっては自身の目標をより明確にするきっかけとなったようです。本学は今後も、株式会社三井ハイテック様との連携を通じて、産学協働による実践的な学びの機会を継続的に提供し、学生の成長と地域産業への貢献につなげていきたいと考えています。
■株式会社三井ハイテック
福岡県北九州市八幡西区に本社を置き、高度な精密加工技術をコア技術として、プレス用精密金型・工作機械・リードフレーム(半導体部品)・モーターコア(環境対応車向けモーター等)の製造・販売を行う、東証プライム上場企業です。1949年1月、福岡県八幡市筒井町にて創業し、現在ではリードフレーム、モーターコアの世界シェアはトップクラスです。株式会社三井ハイテックは、新エネルギー分野への貢献とグローバルな需要への対応を事業展開の重点課題と位置づけ、「超精密加工でしあわせな未来を」のスローガンのもと“Save energy. Save earth. Save life.”を経営指針の柱に掲げ、明るく豊かな未来に向けた製品を作り続けています。