新着情報[総合研究機構]2026年度 第1回総合研究機構講演 (共催:分子細胞生物学セミナー)を実施しました
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2026.06.10
2026年6月1日(月)、福岡工業大学 総合研究機構では2026年度 第1回総合研究機構講演会(共催:分子細胞生物学セミナー)を開催しました。
当日は京都大学iPS細胞研究所 副所長の長船 健二教授を講師に迎え、『ヒトiPS細胞を用いた腎・膵・肝臓の再生医療研究-細胞移植療法から臓器創製まで-』と題した講演会を実施し、学内外から134名が参加しました。
当日は京都大学iPS細胞研究所 副所長の長船 健二教授を講師に迎え、『ヒトiPS細胞を用いた腎・膵・肝臓の再生医療研究-細胞移植療法から臓器創製まで-』と題した講演会を実施し、学内外から134名が参加しました。
本講演ではまず、慢性腎臓病や糖尿病、肝硬変をはじめとする難治性の腎・膵・肝疾患が、患者のQOLを著しく損なうのみならず、医療経済的にも世界規模の課題となっている現状が示されました。これら疾患の根治的治療である臓器移植においては、深刻なドナー不足が長年にわたる障壁となっており、その克服が現代医学における喫緊の課題であることが解説されました。続いて、こうした課題の解決に向けて、長船教授らが取り組むヒトiPS細胞を活用した腎臓・膵臓・肝臓の再生医療研究が紹介されました。iPS細胞から各臓器の細胞・組織へと分化誘導する技術や、発生生物学の知見を応用した研究の進展について、専門的な内容を分かりやすくご講演いただきました。
講演の終盤では、工学的アプローチの重要性にも触れられ、理学・工学を含めた学際的な連携が、今後の研究発展ひいては日本の産業発展へつながる可能性が示されました。また、講師ご自身の再生医療の実現における信念や、人生をかけて挑む想いについて語られるとともに、「自らが一生の時間を費やして取り組める領域、興味を抱ける対象を早い段階で見つけてほしい」といった、学生に向けた力強いメッセージが送られました。最先端の再生医療技術に加え、研究者としての姿勢や志に触れる大変貴重な機会となりました。
講演の終盤では、工学的アプローチの重要性にも触れられ、理学・工学を含めた学際的な連携が、今後の研究発展ひいては日本の産業発展へつながる可能性が示されました。また、講師ご自身の再生医療の実現における信念や、人生をかけて挑む想いについて語られるとともに、「自らが一生の時間を費やして取り組める領域、興味を抱ける対象を早い段階で見つけてほしい」といった、学生に向けた力強いメッセージが送られました。最先端の再生医療技術に加え、研究者としての姿勢や志に触れる大変貴重な機会となりました。
講師 長船 健二 教授
京都大学 iPS細胞研究所 副所長
京都大学医学部医学科を卒業後、4年間にわたり腎臓内科医として勤務。その後、東京大学大学院で理学博士号を2003年に取得し、ハーバード大学幹細胞研究所を経て、2008年6月より京都大学iPS細胞研究所に所属。2014年10月からは同研究所の教授として、引き続きiPS細胞研究の発展に貢献されています。なお、長船教授は2000年の東京大学大学院入学時より本学・赤木教授と同じ研究室に在籍しており、同期の研究者として共に研鑽を積まれた間柄にあたります。