新着情報[教養力育成センター]土屋 麻衣子教授 九州工学教育協会「第28回九州工学教育協会賞」受賞

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2026.07.15
本学教養力育成センターの土屋麻衣子教授が、九州工学教育協会「第28回九州工学教育協会賞」を受賞しました。
この賞は、九州地区の工学教育において、新たな教育手法の提案や実践を通じて優れた成果を挙げた教員・研究者に贈られるものです。 土屋教授は、自己調整学習の視点から学生の主体的な学びと進級支援の在り方を探究し、学習意欲や学習習慣の改善を促す教育実践に取り組んできました。その成果が工学教育の発展に寄与するものとして高く評価され、今回の受賞につながりました。
受賞を受けて土屋教授は、「このたびは、このような栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。教務課の皆様と教職協働で取り組んできた実践が評価されたことを、うれしく感じています。学生の皆さんが有意義な大学生活を送れるよう支援することは、私の教育・研究の大切な目的の一つです。今後も、一層尽力してまいります」と述べています。

「自己調整学習促進のための学習支援の取り組み」

土屋教授は、学修につまずきを抱える大学1年生を対象に、教務課との協働による「スタートダッシュオリエンテーション」を実施し、自己調整学習の促進が学生の主体的な学びや進級支援にどのような効果をもたらすかを検証しました。近年、大学教育では学修者本位の教育への転換が求められおり、その実現には学生自身が目標を持ち、自ら学習を調整する力を身につけることが重要であると指摘しています。
そこで土屋教授は、前期の学修が思うように進まなかった学生に対し、自己調整学習の考え方を理解し、自分の目標や行動計画を具体化するワークショップを実施しました。活動では、自己調整の仕組みを学ぶとともに、学習の目的を明確にし、実行可能な目標や計画を立てることを重視しました。また、上級生や教員が対話を通じて形成的フィードバックを行い、学生自身が課題や改善策を考えられるよう支援しました。 その結果、多くの参加者が学習意欲の向上や学習への見通しを得たと回答し、生活習慣や学習習慣の改善につながりました。また、2022年度から2025年度までの各年度において、参加者の進級率は欠席者の進級率を上回りました。土屋教授は、学生が抱える問題の背景はさまざまであるものの、「自己調整が十分に機能していない」という共通課題に着目した支援は、さまざまな教育場面で有効ではないかと考え、教育・研究を進めています。

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