「就職の福工大」と呼ばれる理由 インターンシップ
就業実習(インターンシップ)
学んだ知識を応用し、実際の仕事の中で活用していく力「実践する力」を育成
インターンシップの「実習」「事前・事後学習」および「成果報告会」を通じて、以下の3つを修得することを目指します。
- 企業や社会の現実の姿を理解する
- 就業意識を醸成する
- 自らの課題を把握し今後のキャリアを考えるとともに、大学生活における具体的な目標を明確にする
教養力育成科目「仕事理解型インターンシップ」「課題解決型インターンシップ」(2単位)
2.仕事理解型
自らが希望する業界を選び、インターンシップを行います。実習先に応じて、企業・業界の理解を深めながら、自らの専門分野の知識や技術が実社会でどのように生かされているかを学びます。(期間:5〜10日程度)
インターンシップ体験記
福岡県糟屋郡 篠栗町役場
事業内容:自治体・環境政策
テーマ環境問題の解決/ゼロカーボンへの取り組み
概要
篠栗町ではゼロカーボンシティ宣言を掲げる中、地域住民の憩いの場である施設においてエネルギー使用量の増加が見込まれており、施設におけるゼロカーボンに向けた取組み及び高熱水利用量削減に関する提案を行った。
課題解決に取り組み、やりたい仕事が明確になった。
工学部 知能機械工学科 3年
(福岡県 自由ケ丘高等学校 出身)
近藤 佑亮さん
もともと環境問題の解決に興味があり、その分野にどのような仕事があるか知りたくてインターンシップに参加。約1ヶ月間、篠栗町役場でCO2の排出量削減とゼロカーボンへの取り組みを行いました。具体的には、関連施設の電気とガスの使用状況のデータを集計・分析したり、バスや公用車のEV(電動)導入の課題に対して、有効な解決策を考えたりなどの業務です。解決策の提案では、多くの制約がある中で、どう現実に落とし込んでいくかを考えることが難しかったと同時に、より良い方法を考えることに面白さも感じました。また、環境問題の取り組みや製品づくりを行っている企業へ視察に連れて行っていただき、最新の技術に触れられたことは、今後の就職活動にも活きてくる貴重な体験でした。インターンでの経験を踏まえ、その後の就職活動では、生産技術の効率化を考える仕事や環境問題の解決に関わる企業への就職など、より具体的に考えられるようになりました。